あなたの人生は「衝動エネルギー」で決まる

人生を創る 衝動運命学 入門

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リサイクル

現代はリサイクルの時代と言ってもいいでしょう。
物を大事にするということは非常に大切なことですが、
今の世の中は物が溢れる時代のツケでそうせざるを得なくなっていると言えます。
壊れても修理して使うということは一昔前は当たり前に行われていたことでした。

私の仕事もココロの壊れた部分を修復して、その人の持ち味をいかすという意味で
人生のリサイクルとは言えないでしょうか。


鑑定依頼される方は、何らかの問題を抱えています。
私は生年月日をはじめ、いくつかのデータから運命上の弱点を把握します。
その弱点は本人が気づいていない場合がほとんどです。
人はその原因が無意識という深いココロにあるとは知らず
表に現れたたったひとつの欠点を弱点だと思い込んでいます。
しかし何十年も変わらないような欠点、クセなどは
必ず深いココロに原因があると考えて間違いありません。

ですから表に現れている欠点の原因を深く掘り下げて
運命上の弱点にまでたどりつかない限り彼の問題は解決しないのです。


たとえば、金運の悩みを持っている人からの依頼があったとします。
まずその悩みをもたらす原因がとこにあるのかを把握します。

そのプロセスを素通りして
無駄遣いをやめろとか、
奥さんに管理してもらったらどうかとか、
こういう使い方をしろとか、
そんなことを言っても意味がありません。

もっと彼の本音や欲求、ココロの状態にまで迫って

・人間関係のストレスから浪費してしまうのか
・お金を使うことでしか人間関係を作れないココロの不安定さなのか、
・福力の小ささからきているのか、
・福力を消費しすぎた結果なのか、

というとらえ方をすべきです。
いずれにしてもその人が思ってもみなかった原因があります。
そこに光をあてるのが最初にやるべき仕事です。
この作業は面倒なように見えますが、
これをやらないと彼の悩みはいつまでたってもなくならないのです。

コンセプトを間違えばどのような悩みであろうと
100年経っても絶対に消えることはありません。

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運の潮目

2007年ももうすぐ終わりを告げ、節目を迎えます。
新年を迎え、誰しも心新たにされることでしょう。

ところで「運」にも節目があります。
たとえば東洋系の占いでは、2月の節分が年運の始まりです。
咲華運命学においても強制衝動や成功運など、節目の時期は存在します。


暦はあくまでも人間の実生活においてきめたものですが
運はそういう生活の枠でおさまるものではなく、人によってバラバラです。
実際の無意識の動きは暦のように単純なものではありません。


「強制衝動期」という変革期をみてみましょう。
その期間は短いもので8~10か月、
一般的には1年半くらいの期間にわたります。
中には2年3年という長きにわたって
強制衝動期が続いて人生が変革されてしまうこともあるのです。

長さで言えば、もっと長い期間にわたる変革期もあります。
例えば「家系の運命傾向」は、10~20年という期間にわたり
その人と家族の運命を作り変えてしまいます。
その期間は様々な出来事が起きてきます。
一見バラバラに見える出来事が、一本の見えざる手となって
一族の運命を決めていくのです。


運は無意識の力によって決まります
我々の生活の枠と同じ動きをしてくれれば助かるのですが、
枠から外れた動きをすることがほとんどで、
私たちが社会生活を送るうえで支障をきたしたりします。
特に社会的地位の高い人はそうでしょう。

よりよく生きるためには自分だけの暦を知ることが大事です。
それは強制衝動であったり、
サビアンシンボルであったり、
家系の運命傾向であったりします。

新年という心改まる時期に、
自分の暦について考えてみられてはいかがでしょうか。


ひきこもり(その3)

ひきこもりになりやすいパターンの3つ目は、
太陽と金星のアスペクトを持つケースです。
特にほとんどオーブ(誤差)がなければ、
非常に甘えが強いタイプと考えていいでしょう。

単純に「甘えが強い⇒ひきこもり」と言えるわけではありませんが、
現在の日本の親は、子供の甘えを助長させてしまいます。
全体的にストレスに弱い子が増えていることは誰の目にも明らかでしょう。
だから甘えのアスペクトを持つ子は、強制衝動などで心の負荷がかかる時期に
現実逃避してひきこもりになる可能性が高いのです。

こういう子の場合、自力で立ち直る気力に欠けるので
親以外の人の影響を受けるなど、甘えを出しにくい環境に身を置くか
甘え上手になって、人間関係や仕事に生かすように持っていくか
何らかの手を講じなければならないでしょう。

この太陽と金星のアスペクトは、
若い人ならひきこもりという形で
年配の人ならウツという形で現れてきます。

アスペクトというのは、身を置いている環境によって現れかたが違います。
今の日本人にとって、太陽と金星の0度というアスペクトは大凶に現れやすいのです。

この他にも日本人の弱点を表すアスペクトは存在しますが、
また折をみてご紹介していきたいと思います。

面談会

先ごろ、東京で面談会を行いました。
私は普段、電話のみで鑑定するのですが、
年に数回は直接会員と会って指導をしております。

電話だけでも十分鑑定は行えるのですが、
年に一度くらいは会って、声だけではなく、表情やしぐさなどから
その方の状況をうかがっておきたいというのもあります。
普段の電話鑑定では見えない部分も見えるというのが、
面談会のいいところです。

会うことで、心の距離もグッと縮まります。
それまで心を閉ざしていた人が
その後の電話鑑定で、スーッとその人の心に入っていけるようになった
というケースもあります。

何はともあれ、1日という短い時間の間で多くの方に接することができ、
非常に有意義な時間だったと思います。
このあっという間の1日の間に色んな方の人生を垣間見ることになるわけです。
前の人が深刻な悩みだったとしても、次の人は前向きな相談かもしれないのです。

幸運期に入って仕事がうまくいっている人
凶運期に入って人生に行き詰っている人
100人の人がいれば、100件の悩みがあって当然です。
その1人1人に向き合うことが私の仕事です。
だからこそ、運気がアップしたときには、一緒に喜べるわけです。


今回の面談会に参加した女性会員も、何年もの間塗炭の苦しみにあえいでいましたが
ようやく人生のエアーポケットから抜け出ることができたそうです。

その彼女からある贈り物をもらいました。
それは「ゆず」の実3つです。
会社の木になっていたものを持ってきてくれたのです。

私は会員から贈り物をいただくのは遠慮していますが、
こういう贈り物は、大歓迎です。
思わぬ贈り物を持ってきてくれた彼女の元気な姿を見て嬉しく思いました。

ひきこもり(その2)

今回も前回に引き続き、ひきこもりのパターンについてお話しします。
今回は親との相性の悪さからひきこもりになるケースです。

子供は自立するまでの間、親に依存せざるを得ません。
それは経済的なこと、精神的なこと、運命的なこと、すべてです。


親との関係の悪さにも色々なパターンがありますが、
代表的なものとして真っ先に挙げられるのは
子供の(出生図の)月に、親の冥王星がハードアスペクトでかかる場合です。

このような場合、子供の月のシンボルを親が強圧的に潰すという図式になります。
甘えなど親から感情的な基盤を作ってもらえないばかりか、
親の感情のはけ口のターゲットにされてしまったり、
しつけと称した虐待にあったりします。
絶えず兄弟と比べられて成長するかもしれません。

この感情を中心としたパターンが無意識にしみついてしまった子は、
自分を守るために、次第に親(人)に対して心を閉ざすようになります。
当然、周囲の人とのコミュニケーション能力を発達させる機会を失い、
年齢を重ねるほど人間関係が複雑になるため、次第に社会から遠ざかってしまいます。


女性会員にも、このパターンで親との関係や人間関係に苦しむ人がいます。
彼女の月に、お父さんの冥王星が180度でぶつかっています。
彼女の話によると、いつもお父さんに細かく命令され、それに逆らうことができなかったそうです。

今思うと、なぜ逆らえなかったのか・・・・
と彼女は言います。

それもそのはずで、この親子の場合、
お父さんの深い無意識が娘の感情(月のシンボル)を圧迫するという形で
子供の運を剋するカルマが現れています。
これは家系の運命傾向と深くかかわっています。

前回紹介した「新月生まれ、満月生まれ」のケースよりも根深いのです。
放っておけばなおるというものではありません。
こういう場合は、できるだけ若いうちに軌道修正が必要です。
会員になってもらい、こちらでフォローしつつ
ねじれてしまった心をケアー、修復しながら
実経験を積んで自信をつけさせないといけないので
どうしても時間がかかります。


彼女はひきこもりにこそならなかったものの、人に対して警戒心が強く、
人とコミュニケーションをとることに人一倍苦労しています。
この人は、成人してからすぐに親から離れて暮らしましたが、
もし親元に居続けたら、おそらくひきこもりになっていたのではないかと思います。

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プロフィール

小林秀守 (咲華)

Author:小林秀守 (咲華)
サッカアストロサービス主宰の小林です。

衝動エネルギーをマネジメントして
クライアントの問題を解決するのが私の仕事です

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