「父がマンションを買いたがっています。
見晴らしがよくて、交通の便もいいので
老後の生活のために今買っておきたいと言うんです。
私は夫の両親と住んでいて、
父と同居してあげられないので
あまり強く反対もできませんし…
今、マンションを買っても大丈夫でしょうか?」
お父さんは明るい老後を夢見ておられるようです。
水を差すようですが、その答えは「NO」です。
今は買う時期ではないと断言します。
あと3年くらいは
1 業者が淘汰される
2 価格が下がる
3 業者の淘汰によって
管理組合もゴタゴタする可能性がある
また仲介業者も生き延びるために必死です。
値引き、利点、サービスなど、
どんな手でも使って売り込んできます。
それに乗って買ってしまえば、
ババ抜きのババを引くことになります。
私は会員がマンションを買うときは
大体、相場の半値~6割を目安に買える様指導します。
不動産市場が普通の状態のときでもそうですから
今回のような、市場が混乱していくような時期には
相場の3割(3割引とは違います)は当然ではないでしょうか。
もし相場の3割の金額で買えれば、
何があっても貸していけるし、
売っても損失は出ないでしょう。
つまり晩年運に響かないということになります。
高齢者の不動産購入(投資)の怖いところは、
失敗すると、死ぬまでの生活の質を下げることと、
子供の中年以降の生活の質に影響することです。
「えっ?そんなことできるんですか!」と言われる方。
衝動を読めば、この数字は十分可能で
いままでいくつもの実績があります。
この親子の衝動をチェックしてみました。
まず会員(子供)は海王星強制衝動期に入っています。
お父さんも、最近になって急に旅行をし出すなど
地に足がついていない状態になっており
何らかの衝動期に入っている可能性があります。
世の中の状況と個人の衝動をあわせてみても
今買うのはやめておいた方がいいでしょう。
しかし、強制衝動のときはそううまく理屈通りに
見合わせることができないのが実態なのです。
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