あなたの人生は「衝動エネルギー」で決まる

人生を創る 衝動運命学 入門

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009 ココロの構造 

ここで、私たちのココロのことをお話ししましょう。
私たちのココロは、普段から当たり前に認識・コントロールできるエリアと、
認識できないエリアの2つに分かれています。



無題2

008 接触拒否衝動 その8 

「接触拒否衝動」は、
男性がいない環境に身を置かざるを得なくなる という現れ方があります。
ここで紹介するのは、『運を創る』p240で述べた、Cさんの事例です。


Cさん(53歳)は、産婦人科の開業医だ。
父親も開業医だったので、彼女は、大学病院で経験を積んだ後、
父親の診療所で働いてきた。
数年前からは、引退した父親に代わって自分が切り盛りしている。
学生時代には何人かの男性と付き合ったが、それ以降はまったく男性の影がない。
代議士の息子、地元企業の経営者など、お見合いの話は多かったが、誰もしっくり来なかった。
彼女は屈託のないドライな性格で、仕事なら誰とでも気さくに話せるのだが、
恋愛関係となると、とたんに面倒になってしまうのだ。
学生時代の付き合いも、相手の存在が大きくなると
何となく居心地が悪くなり、彼女の方から離れてしまった。
彼女いわく「デートするよりも診療所で仕事をしていた方がずっと楽」だそうだ。



Cさんの例は、接触拒否衝動のエネルギーのほとんどが投影されているケースです。
接触拒否衝動は、表の心(意識)に影響したり(強制作用)、環境に影響したり(投影作用)して、
女性を恋愛や結婚から遠ざけますが、
投影作用のウエイトが大きければ、Cさんのようになります。


投影とは、数々の著作で述べましたが、衝動エネルギーの持つ作用のひとつで、
データの質に応じた状況を作り出す力です。
Cさんの「接触拒否衝動」のエネルギーが、男性を拒むような環境を作り出したのです。

心のエネルギーが、状況を作り出すということは、なかなかご理解が得られないかもしれませんね。

しかし、私のように、深い心(無意識)を扱う仕事をしていると、
衝動エネルギーにシンクロするようにして、アクシデントや事件が起きる
という例に、毎日のように接するので、
衝動エネルギーが、環境を作り出す何らかの力を持っていることを
痛感せざるを得ません。

007 接触拒否衝動  その7 好きという感情 

引き続き、B子さんの接触拒否衝動のお話です。


私が、B子さんに、接触拒否衝動の説明をし終わった後、
彼女は質問しました。
「先生、では私は、彼らを好きではなかったということでしょうか」

あなたは、どう思いますか。
彼女の「好き」 という感情はどこから出てきたのでしょうか。
彼女は、本当は彼ら4名の男性を好きではなかったのでしょうか。

私も、「接触拒否衝動」という衝動エネルギーの存在を知った頃、
なぜ、好きという感情が現れてくるのか、考えたことがあります。

答えはこうです。

意識は衝動エネルギーに影響されていますが、エネルギーが強くなると
完全に支配下に置かれてしまいます。
このため、少しでも相手に好感が持てるなら、
それが増幅され、好きという感情に変化するのです。

006で書いたように、4名の男性が現れすべての時期で、
彼女は「強制衝動期」という、衝動エネルギーの暴走期に入っていました。
このため、少しの好感でも増幅され「好き」という気持ちになってしまったのです。


私は、多くの著作で「好きという感情はあてにならない」と述べていますが、
それは、このことを指しています。

ですから、「好き」という感情には、

・本当に相手のことを好きなときに湧き上がるもの
・無意識の暴走によって現れているもの


の2通りが存在しているということになります。


この文章を読まれた方は、なんだか人間が衝動エネルギーというものに
操られるロボットのような感じをお持ちになったと思います。

その通りです、私たちは、意識活動のかなりの部分を
衝動という無意識のエネルギーに影響されているのです。

006 接触拒否衝動 その6 おいしい男

私がこのように断定した理由は、数々あります。

その一つは、
B子さんが4名の男性と関係ができた時期は、
すべて「強制衝動」という 「もう一人のB子さん」の欲求や反応が強くなる時期に入っていたからです。

これは、彼女が、「もう一人のB子さん」が持つ「接触拒否衝動」に逆らえない時期に
「接触拒否衝動」のままに、関係を作ったことを意味しています。


2つめの理由は、
彼女が付き合った4名の男性の、基本的な衝動(出生衝動)を読むことでわかりました。

彼らはすべて、B子さんの「接触拒否衝動」を刺激する衝動傾向を持っていました。
つまり、「もう一人の彼」たちは、B子さんの「接触拒否衝動」を刺激していたのです。

B子さんが、彼らを選んだ理由は、それぞれに違うでしょうが、
それは、意識レベルの話で、無意識レベルまで視点を落とせば
すべて、接触拒否衝動のお眼鏡にかなう、「おいしい男」だったのです。

005 接触拒否衝動 その5 相手を選ばされたB子さん

前回(004)に引き続き、Bさんの接触拒否衝動についてです。
私がBさんに話したことを、要約すると、次のようになります。


あなたは、結婚という行為によって相手と自分との間に
「逃れられない関係」が築けると思った。
だから、結婚を前提に付き合った。

しかし、「もう一人のあなた」は、男性との関係を全面的に肯定しているわけではなく、
拒んでいる部分が存在している。
このため、「表のあなた」とちぐはぐになり、歪な関係が作られる。
その一端は、セックスを嫌がり相手を愛するという心が弱いことに見ることができる。

あなたはこの力によって、わざわざ、結婚できないような相手(既婚者)や
結婚が難しい条件にある地方の男性を選んだ。

「表のあなた」が、「もう一人のあなた」 に 「選ばされた」と言ってもいいだろう。

「表のあなた」は、こういうメカニズムがわからないので、
「表のあなた」が選択したように思っているが、実はそうではない。

冷静に考えても、不倫関係から結婚できる確率は、非常に低いことくらいわかるだろう。
あなたの友人が、結婚を待ち望みながら、相手が奥さんと別れてくれるのを期待していたら
よほどのことがない限り、うまくいかないことは理解できるはずだ。

そういう関係が1人だけならまだしも、3名も続くというのは、
間違いなく、「接触拒否衝動」の反応によって、「選ばされた」ということができる。


これが、Bさんに話した内容です。

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プロフィール

小林秀守 (咲華)

Author:小林秀守 (咲華)
サッカアストロサービス主宰の小林です。

衝動エネルギーをマネジメントして
クライアントの問題を解決するのが私の仕事です

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